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1)断熱材の基準
北海道を基準で考えます
木造在来工法:16kg/m3 100mm(柱径105mm充填断熱の場合)(kg/m3:単位は密度)。グラスウール(GW)と高密度GW32kgに相当が低価格で広く一般に活用(建売・工務店に多い)。次世代省エネルギー基準、等級4の場合(融資フラット35S)充填断熱GWの場合と基準値不足のためポリスチレンフォーム(プラスチック系)20mm以上を外断熱に使用。木造外断熱は、ポリスチレン系で(2種)75mm(3種)60mmが多い。ポリスチレンでも近年メーカー独自で多様化
RC造は、内断熱(ウレタン吹付)が相変わらず多い。コスト面等GWの特性は:安価・繊維ガラス、不燃性が高い。ポリスチレン系の特徴:ポリスチレン樹脂と難燃材。吸水吸湿性が小。押出型が一般他発泡型(材質詳細は省きます)北海道注文住宅では等級4相当が多い
2)断熱間の結露
内部結露は、充填断熱の場合の方が外断熱より起こりえる可能性は理論上高いが、充填断熱で施工法により木造でも問題ない(通気層・GW垂れ下がり・防湿層等の施行劣化・施行不良がない場合)。断熱材が厚くなると、内部結露が減少は一概には言えない。コストとの比較で厚高は必然性がない場合が多い。
3)断熱と暖房
断熱性能が高ければ暖房費は安くなるのは当然のことです。
建物全体の熱損失Q値(外壁・窓・屋根・天井など熱の逃げる量を合計して床面積で割る値が低ければ省エネ性能が高い)の定義に、建物の形状(プラン)・窓機能・日射・設備機能などにより数字以上に人感することもあり、暖房費の軽減にもつながる
4)異なる断熱材の併用
連続的違う種類の断熱材を入れることはやってはいけない事です。特に充填断熱には厳禁です
5)断熱材の変貌
プラスチック系(ポリスチレン等)の品質改良(ノンフロン化)。次世代では真空断熱材(厚さが薄い)・断熱塗装のコストが安くなれば建築での使用頻度も高くなります。基準値(等級性の断熱材の厚さやQ値等)はしばらく変動がないと思えます
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